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2025/04/22
築10年が分かれ道?メンテナンス時期と塗装の見極めポイント
塗装について

「うちは築何年だけど、そろそろ外壁塗装が必要かな?」
このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。外壁や屋根の塗装は、建物の見た目を保つだけでなく、雨風や紫外線から家を守る大切な“バリア”の役割を担っています。
とくに築10年を過ぎると、目には見えにくい劣化が進行している可能性があり、メンテナンスの「分かれ道」に立たされるタイミングといえます。
今回は、築年数ごとの劣化状況の目安や、メンテナンスの必要性をわかりやすく解説します。
築年数別!塗装メンテナンスの見極めポイント
以下の図は、築年数と建物のメンテナンス時期の関係をまとめたものです。
上の図のように、築10年を超えると、塗膜の劣化が進行し、外壁や屋根の保護機能が徐々に弱まってきます。
✅ 築0〜5年:まだ安心、でも“点検”は大事
この時期はまだ塗膜の性能がしっかりしている場合が多く、劣化も目立ちません。ただし、風当たりの強い場所や海沿いの住宅では、早くも劣化が始まることも。軽い洗浄や点検をしておくと安心です。
✅ 築6〜10年:塗装のタイミングが近づく
この時期になると、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化し始め、「色あせ・チョーキング(白い粉が出る現象)」・「ヘアクラック(細かなヒビ)」が現れてきます。
この段階で適切に塗装を行えば、外壁や屋根の寿命を延ばし、大規模な修繕を防ぐことができます。
✅ 築11〜15年:劣化が加速する時期
チョーキングを放置すると、塗膜が剥がれ、外壁内部に水が浸透しやすくなります。カビや藻の発生、コーキングの亀裂、雨漏りの兆候が出始めるのもこの時期。
この段階になると、塗装だけでなくコーキング打ち替え、防水処理の補修なども必要になる場合があります。
✅ 築16年以上:構造部の補修が必要になることも
ここまで放置してしまうと、塗膜の効果はほとんどなくなり、外壁材そのものが傷んでいる可能性も。雨漏り、木部の腐食、鉄部のサビなど、補修工事を伴うケースが増えてきます。
その分、工期も費用もかかってしまうため、やはり築10年くらいでの塗装メンテナンスが理想的です。
塗料によっても“次の塗り替え時期”が変わる!
使用する塗料によって、耐久性や塗り替えのタイミングも異なります。一般的には下記のような耐用年数があります。
塗料の種類 | 耐用年数の目安 | 特徴 |
---|---|---|
ウレタン塗料 | 約7〜10年 | コストが安いが劣化が早い |
シリコン塗料 | 約10〜15年 | コスパが良く人気 |
フッ素塗料 | 約15〜20年 | 高耐久で長持ち、人気急上昇中 |
無機ハイブリッド塗料 | 約20年〜 | 最も高耐久、長期的に安心 |
アペックスでは、フッ素塗料や無機ハイブリッド塗料など、高耐久でコストパフォーマンスの高い塗料をご提案しています。塗り替えの回数が減れば、長期的なコスト削減にもつながります。
見極めのポイント:こんな症状が出ていたら要注意!
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外壁を触ると手に白い粉がつく(チョーキング)
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ひび割れや剥がれが見える
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コーキングが硬化・剥離している
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色あせや汚れが目立つ
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カビやコケが増えている
これらの症状が見られたら、早めの調査・対応をおすすめします!
まとめ:築10年は“家を守る”分かれ道!
建物は、見た目以上に「外からのダメージ」を受けています。築10年を過ぎたら、家の健康状態を知るためにも、プロの診断によるチェックと、早めのメンテナンス計画が大切です。
アペックスでは、外壁塗装・屋根塗装・防水工事を含めた無料診断と、建物に合わせた最適な塗料・プランのご提案を行っております。大切なお住まいを長持ちさせるために、ぜひお気軽にご相談ください。
「まだ大丈夫」と思っていたあの壁…、一度見直してみませんか?